ゴーゴーカンダチメ

自称"文系プログラマ"のkandachime11による備忘録。

傘を置いていかないためには"カレンだー"を使え

 

"傘を忘れて仕事がしたい"

昔から私は、集中すると周りが全く見えなくなる癖がある。時間や空腹を忘れるのは勿論、ひどいときは後ろから呼ばれても無視してしまうことがある。

これをフロー状態とでも呼べば良いことのように思えるが、集団の中で生きる上では不便が多いし、作業効率こそ良いものの、気づけば厄介者になってしまっていることも何度かあった。直したい(「治したい」と言うべきだろうか)と思ったこともあるが、もうどうしようもないので諦めた。

 

さて、転職してITエンジニアになり、より一層この個性が際立つ職場になったのだが、最近この件で非常に困っているのが、傘を忘れて帰る問題である。行きに雨が降っていて傘を持って行ったものの、帰りは晴れているせいで傘を置いて行ってしまう……というアレである。

別に、置き傘が禁止されている会社というわけではない。だがしかし、その次の日が雨だった場合、傘がなくて大変なことになるのである。

かといって、普段はこういうふうに集中してしまっているので、傘のことを勤務時間中ずっと念じているのは難しいし、付箋を用意するのも何だか勿体ない。そこで今年気づいたのが、卓上カレンダーに書いてしまう、という手である。

 

気まぐれカレンだーの脅威

要は、卓上カレンダーに「傘」と書いておき、帰りに卓上カレンダーを確認する習慣をつけろ、という話なのだが、ここでおすすめなのが、この気まぐれカレンだーである。

 

ほぼ日ホワイトボードカレンダー2018 気まぐれカレンだー 卓上

ほぼ日ホワイトボードカレンダー2018 気まぐれカレンだー 卓上

 

 

これはほぼ日手帳で有名なほぼ日(旧東京糸井重里事務所)の出しているホワイトボードカレンダーシリーズの卓上版で、糸井氏の飼い犬である、ジャックラッセルテリアのブイヨンのカレンダーである*1

ホワイトボードカレンダーの特徴は、その名の通りホワイトボードだということ。そういうわけで、空欄に「傘」とか「〇〇さんに××(書籍名)を貸し出し中」とか、一過性の予定を書いても、すぐ消せるのである

 

しかしながら、会社員であれば卓上カレンダーといえば年末に会社(の取引先とか)からもらうのが普通ではないだろうか。私の会社もそうなのだが、昔の手帳がそうであったように*2、ちょっとの利便性のための自分で買っても良いだろう。とりあえず、私からすればとても便利である。

 

カレンだーの今後

私はカレンだーユーザになってまだ1年目である。とはいえ便利なのを確認したのでこの記事を書いたし、もう来年分のカレンだーも買ったが、実は2019年以降、卓上版がどうなるのかについて、少し不安がある。というのも、

糸井重里写真日記のようなコンテンツ「気まぐれカメら」終了にともない、ブイヨンの写真を使った卓上カレンダーは2018年版で制作を終了する予定です。  

ほぼ日ホワイトボードカレンダー2018 - ほぼ日刊イトイ新聞

というアナウンスがされているからである。

 

毎日朝と帰りに2回以上顔を突き合わせているので、否応なしにブイヨンが好きになってきたとはいえ、別に私はブイヨンが好きでカレンだーを使っているわけではないため、この「ホワイトボード×卓上カレンダー」というコンセプトは是非2019年以降も続けてほしいのだが、ホワイトボードカレンダーのコンテンツに気まぐれカレンだーの使用例がないということもあって、ときどき心配になったりするので、この声が是非制作サイドに届いてほしいと思ったりしている。

*1:余談だが、ニンテンドーDSnintendogsの隠し犬種がジャックラッセルテリアだったのは、ブイヨンの犬種に由来しているものだろうと考えている。

*2:

それまでの日本では「手帳はもらうもの」というのが常識だったが、能率手帳の仕事に役立つ工夫や抜群の使い心地は、「いい手帳はお金を払っても買う」という意識を広める。能率手帳が、その概念を変えるきっかけとなった。  

HISTORY|NOLTY®|JMAM 日本能率協会マネジメントセンター

あくまでこれはNOLTY(能率手帳)の主張だが、手帳業界に意識改革があったのは確かだろう。