ゴーゴーカンダチメ

自称"文系プログラマ"のkandachime11による備忘録。

『Java言語プログラミングレッスン』を1週間(完全週休2日)で写経するには

 

Java復習の1週間

私の最初のプログラミング言語*1Javaで、教材は結城浩先生の『Java言語プログラミングレッスン』上下巻だったのだが、このたびふと思うことがあって、これを1週間で総復習できないだろうかと思いついた。

1週間と言っても、上司がいるならともかく、基本的に私は完全週休2日(土・日)で残業はしないと決めているので、正味1週間、時間で言うと40時間なのだが、とにかく復習したくなってきた。

パンテーンでさえ14日間も要求してくるのに、本当に5日で終わるのかは甚だ疑問である。

 

復習と言っても、方法は色々あろうと思われるが、ここでは写経をベースにすることにする。また、時間が限られるので、練習問題や付録はとりあえず省く。

そうなると次に気になるのは、そもそもサンプルがいくつあったかという話なのだが、これは数えてみないとわからない。

というわけで、数えてみることにした。

 調査結果

凡例

  • その章のList番号の一番大きいもの(練習問題を除く)を自動的に記入。
  • 「間違い探し」的なものもすべて含む。
  • 「計」はSUM関数とかではなく、電卓を叩いて計算したものなので正確かどうかはわからない。

 

調査結果

章番号 サンプル数 備考
0 0  
1 3  
2 3  
3 7 List3-5とList3-7はおそらく初学者の鬼門。
4 3  
5 4  
6 7  
7 7 この辺りから長くなってくる。
8 4  
9 9  
10 4  
11 17  
12 12  
13 7  
14 9  
15 4  
16 11 List16-11(103行)は未だに軽くトラウマ。
17 12  
18 8 List18-8が怖い。
19 14  
145

 

5日で写経するには

全部で145例あるので、単純計算すれば1日29例ずつで終わるのだが、どう考えても1章冒頭(List1-1、5行)と例えばList16-11(備考の通り103行)では同じ1例と言っても重さが全く違う。

イメージ的には、2日で上巻(0章~)をなんとかして、残り3日まるまるで下巻(10章~)と向き合うというのがいいのかもしれない。どうにせよ、結構過酷である

 

まとめ

できなくはないが、厳しい、というべきか……。

*1:ふと思ったが、おそらくほとんどのプログラマが持つであろうこの「最初のプログラミング言語」という特別なプログラミング言語について何か格好良い名前がついていてもおかしくない気がした。

大学時代、日本語教育学(国語教育ではなくてTESOLの日本語版)を学び、実際に国内外で外国人に日本語を教えていたことがあるのだが、母国語が何かによって得意な分野、不得意な分野がかなり違っていた(極端な例だと中国語母語話者と英語母語話者では漢字の習熟速度は当然ながらかなり違う)。

それと同じように、我々の多くはきっとプログラミングという概念を特定の言語という眼鏡を通して学び、やがてほかの言語へ範囲を広げていくのだろうから、最初の言語が何だったか、というのはもっと重要視されても良いのではないかという気がしないでもない。これからはやはり、最初の言語がScratchという人が増えるのだろうか。