FisdomというJMOOCの存在を今更知る
ここ数年、オープンエデュケーションがアツい気がする。
大学時代、(特に理由もなく)社会教育学の講座をいくつか受講していたのだが、事由課題で少し長いレポートを求められ、本来社会教育というのが公民館とか市民大学とかああいったものだということは重々理解していながらも、「オープンエデュケーション」をテーマにした記憶がある。
オープンエデュケーションというとCourseraとかが有名だが、現状私が動向を追えているのはgaccoだけに過ぎない。……と思っていたのだが、最近、新たなプラットフォームを見つけた。gaccoと同じJMOOCのFisdomである。
というわけで今回は、gaccoとFisdomについて少し調べてみた……というか、なんというか。
- gaccoとFisdom
- e-learningと開講期間
- Fisdomは理系重視になるのだろうか?
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MOSを持っているとどのくらい役立つのか
私はWordとExcelでMicrosoft Office Specialistという資格を持っている。この資格、まあまあ認知度が高いし、Office製品だってよく目にするのだが、なぜか身近にMOSを持っている人を見かけない。恥ずかしいから口に出さないからだろうか?
ところで今、私はMOSを持っているという理由で毎日WordかExcelとにらめっこする仕事に抜擢されたのだが、いざ従事すると、色々思うことが出てきたので、いくつか書き連ねていこうと思う。
ある業務にMOSを持っている人*1をアサインするべきかの判断をするような人の役に立つかもしれないし、MOSを取得するか悩んでいる人に役立つかもしれない。
ちなみに私が取得しているのはそれぞれSpecialstレベルなので、Expartになるとまた変わるのかもしれない。
*1:MOSのSはSpecialstの略なので、MOS資格に合格した人をMOSと呼ぶのではないかという気がしてきたのだが、あまり一般的な考え方ではないと判断したので、とりあえず「MOSを持っている人」と呼ぶことにする。
ブックストッパー
プログラミングを始める前からずっと思っていたのだが、プログラミングの本って、なんでこうもまあ厚いのだろう。厚い上に、サイズも大きい。
勿論、それだけ内容があるということなのは分かっているのだが、持ち運びには不便だし、それ以上に、開いたままにしておくのが難しい。
とりあえずは上に筆箱とかを置いていたのだが、筆箱の中身が少しでも少なくなると、ばたんと筆箱ごと閉じてしまう始末。ページオープナ―を使おうにも、(そもそもあれは楽譜とかのための道具なので)厚さ的にとても無理、という話になる。
そこで見つけたのがこの、ブックストッパーである。
買った当初はこんなもので支えられるのだろうかと不安に思ったが、案外安定している。クリップ部分の可動域を超えるような厚さの本でも、一部のページだけを挟んでおけばきちんと開く。
また、おもちゃみたいな外見をしているが、クリップの角が丸いおかげで本に跡がつかないというのもありがたい。久しぶりに良いものを買った気がする。
『Java言語プログラミングレッスン』を1週間(完全週休2日)で写経するには
- Java復習の1週間
- 調査結果
- 凡例
- 調査結果
- 5日で写経するには
- まとめ
Java復習の1週間
私の最初のプログラミング言語*1はJavaで、教材は結城浩先生の『Java言語プログラミングレッスン』上下巻だったのだが、このたびふと思うことがあって、これを1週間で総復習できないだろうかと思いついた。
Java言語プログラミングレッスン 第3版(上) Java言語を始めよう
- 作者: 結城浩
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Java言語プログラミングレッスン 第3版(下) オブジェクト指向を始めよう
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1週間と言っても、上司がいるならともかく、基本的に私は完全週休2日(土・日)で残業はしないと決めているので、正味1週間、時間で言うと40時間なのだが、とにかく復習したくなってきた。
パンテーンでさえ14日間も要求してくるのに、本当に5日で終わるのかは甚だ疑問である。
復習と言っても、方法は色々あろうと思われるが、ここでは写経をベースにすることにする。また、時間が限られるので、練習問題や付録はとりあえず省く。
そうなると次に気になるのは、そもそもサンプルがいくつあったかという話なのだが、これは数えてみないとわからない。
というわけで、数えてみることにした。
*1:ふと思ったが、おそらくほとんどのプログラマが持つであろうこの「最初のプログラミング言語」という特別なプログラミング言語について何か格好良い名前がついていてもおかしくない気がした。
大学時代、日本語教育学(国語教育ではなくてTESOLの日本語版)を学び、実際に国内外で外国人に日本語を教えていたことがあるのだが、母国語が何かによって得意な分野、不得意な分野がかなり違っていた(極端な例だと中国語母語話者と英語母語話者では漢字の習熟速度は当然ながらかなり違う)。
それと同じように、我々の多くはきっとプログラミングという概念を特定の言語という眼鏡を通して学び、やがてほかの言語へ範囲を広げていくのだろうから、最初の言語が何だったか、というのはもっと重要視されても良いのではないかという気がしないでもない。これからはやはり、最初の言語がScratchという人が増えるのだろうか。